vendredi, juin 03, 2011

70. グッバイ、アート教室

毎週木曜日はアート教室に行く日。
でも今週からは行きません。

なぜって? 
カリフォルニア州の教育予算カットの影響を受けて、
クラスが閉鎖になったからです。

実演中の先生

今の季節、5月末~6月初旬はアメリカの学年度末で、
卒業式シーズンですから
私も昨7月から始めた水彩画の学年が終了したと思いましょう。
約10ヶ月でずいぶん色々なことを覚え、楽しい思い出になりました。

先生のパレット

私の受講していたアート教室のタイトルは
『クリエーティブアーツ:ペインティング』。

クラスは学校の授業のように一方的に
教えてもらうというスタイルではありませんでした。
生徒は好きな素材の持ち込みがOK。
先生は、ひとりひとりの席を回り、
それぞれのキャラクターに合った指導をしていました。

先生のハンドバックはイーゼルにも変身

出席する時間も自由。
自分のスケジュールに合った時間にきて、いつでも帰ることができたんですよ。
先生も「またいつもみたいに遅れてきました~」なんて言いながら、
毎回、堂々と30~40分も遅れてのご到着。(爆)

先生が写真から描いたお手本

今年に入ってからは、オヤツも持ち込むようになって
クラスというより、アート愛好会みたいな雰囲気でしたね。

クラスの風景

大半のクラスメートは、かれこれ7~8年も通っていたそうですから、
私より何十倍もクラスが閉鎖されたことをガッカリしていると思います。
先生は職を無くしてしまったのだから、
もっともっとガッカリしていることでしょう。
高齢者だけど、新しい仕事がすぐ見つかることを願っています。

クーンスさんのパレットと作品(水彩)

私は水彩画をこれからも描き続けたいので
アート教室でお友達になったヴァレリーさんが紹介してくれた
ローカルのアート・ソサエティに参加することにしました。
他のアーティストと情報交換するのって大事ですよねー。

ファーマースマーケットを描くシャールさん
シャールさんの作品(私の好きな作品)

アートやスポーツ&ヘルスのクラスが閉鎖されたのに、
不法滞米者用のプログラムは存続になるという、
納得がいかない大学側の措置でしたけど、
自分の大切な時間を抗議デモとかに費やしたくないので、
レッツ・ムーブオン!

"Every End is New Beginning"
ことの終わりは、新しいことの始まりよね。
アート教室は無くなったけれど、このブログは続けますよ~。

先生がアトリエで作成中の作品

何を描いているか、時々チェックしてみてくださいな。
一週間に一度は更新していると思います。