mercredi, janvier 11, 2012

96. ユポのワークショップ

いつも利用している画材屋で、YUPO(ユポ紙)
水彩画を描くワークショップがあって、参加してきました。
インストラクターは、あのアニーさんだったんですよ~。

ユポのシート・タブレット

私は、シンセティックの紙ユポを使ったのは初めて。
表面がツルンツルンなんですねー。
ワークショップでは、ホワイトと半透明を供給してくれました。

ひゃあ、ユポって、おもしろい紙ですねー。
普通の水彩画用紙のように、すぐ絵の具を吸い込まないから
ユポを揺すったり、上下左右に動かして、流れを楽しめます。

Vineyard by Lumie Risetto ←私よ~

ハンズオンの時間が20分ぐらいしかなくて、未完成だけど
ご覧のとおり(↑)、絵の具流しは十分楽しめました。

絵の具が乾くと色が薄くなるのは、普通の水彩用紙と同じですが、
色が鮮やかに保存されます。

カリフォルニア在住の画家、ワッツさん(Yevgenia Watts)の作品で
ユポと水彩画用紙の違いを比較してみましょうか。

コールドプレスに描いた作品


"Fog" by Yevgenia Watts

ユポに描いた作品
"Cactus Flower" by Yevgenia Watts

コールドプレスに描いた作品


"Infatuated" by Yevgenia Watts


ユポに描いた作品"Poppy Field" by Yevgenia Watts

私は、両方とも好きです。
普通の用紙のグレイン効果も、ユポのスムーズの表面も
それぞれに、おもしろさがありますよね。

ワッツさんがユポに水彩絵の具で描いている動画も見てみます?

ユポに描いた作品(リンゴ)
"Granny Smith" by Yevgenia Watts


そういえば、
ワークショップに、こんな便利なものを持ってきている人がいました。
Koh-I-Noor社の水彩ホイールという製品だそうです。
大きさは直径が8cm、重ねた高さが2cm。 

アイシャドーセットみたいで楽しいですね~。

重ねるとこんなふうになります。

☆ 追記 ☆
ユポは指紋が付きやすいので、描く前に紙面を中性洗剤で軽く濯ぐようにと
ユポの販売促進レップから注意がありました。