mardi, septembre 21, 2010

14. ペーパーマシェ

アート教室のクラスメートに、小学校の先生をしている人がいます。
その人が「今日はキャンバスじゃなくて、子豚にゴッホ風ヒマワリを描くのよ」
と、ペーパーマシェで作った子豚の貯金箱を見せてくれました。
まだ作りかけで、子豚のボディは真っ白。
⬆レストランの前で見つけた標識
そうかー、絵を描くって、平面じゃなくてもいいのよね。
とてもインスピレーションになった会話でした。
ペーパーマシェかぁ・・・
小学生のときにパペットの頭を作って以来、使っていないなー。
突然、ペーパーマシェで何か作ってみたくなって、
図書館からこの本を借りてきました。

⬆借りた本
ペーパーマシェと一口に言っているけれど、色々な素材があるのね。
リサイクル紙をパルプにして紙粘土を作るのは、
ちょっと大ごとになりそうだから、
まずは『張りぼて』をトライしてみました。
⬆見本にしたページ
選んだのは、厚紙でフレームを作るテディベア。
本のパターンを利用して作ったら、なんだかパンダみたいになっちゃった。
お腹に新聞紙を詰めすぎたのと、耳が小さすぎたのが原因のようです。
⬆耳を作り直し中のテディパンダ
次にシュタイフ社のペア型テディベアをモデルにして、
自分でパターンを作ったのがコレ。
フレームのボディをスリムにしておけば、肥満ベアにならない計算。
手足を針金か太ゴムでつなげて、動かせるようにしたら面白いかもしれないね。
⬆フレームとモデルのテディベア
テディベアに細切り新聞紙を張りながら、思い出したのがこの本。
実は昔、メトロポリタン美術館で、この新刊書を見つけたとき、
ペーパーマシェを作ってみようと思って購入していたのでした。
あ~あ、なんと出版年度は、1990年!!
あれから20年も経って、や~っとペーパーマシェを作ったわけですねー。
⬆まるで彫刻みたいなペーパーマシェ
これからは・・・、
何かしようと思いたったときは、すぐ実行するようにしようねー
と、作りかけのテディベアに語りかけた秋の一日でした。
偶然、その日、アメタボオヤジがあけたワインのラベルに
テディベアが描かれていました。