samedi, décembre 18, 2010

31. ミステリアスな樹木

 これは去秋、モーシン・ワイナリー(Moshin Winery)に展示された
ミステリアスで、ちょっと怖い雰囲気の木は、
ヴァレーオーク(Valley Oak、学名:Quercus lobata)です。
(写真はクリックすると拡大します)
ボニーさんの作品(アクリル画)

この枝ですが、ボニーさんが、わざと怖そうに描いたのではなくて、
本当にこういう枝なんですよ。
ワインカントリーで良く見かける木で、写真ではこんな感じ。
インマン・ワイナリーのヴァレーオーク
ヴァレーオークの木には、約1万粒のドングリが実るんですって。 
この間の暴風雨の翌日、ニュースで、ワインカントリーにあるカレッジの
落ち葉とドングリの掃除がたいへんだったって報道していました。

敷地内に若木~樹齢300年まで、
約400本のヴァレーオークが植えてあるそうで・・・。
400本 × 1万粒 + 落ち葉 = !!??
確かに、かな~りの労働ですねー。
落ち葉をかき集める学生さん(ローカル新聞より)

これは、パラダイスリッジ・ワイナリーのヴァレーオークの幹。
 エェーッ、ドングリって、こんなふうに実るんだっけ~?ってビックリしたら、
ウッドペッカーの仕業だそうです。 
集めたドングリをこうやって幹に埋め込むんですって。
器用と言うか、マメな鳥なんですね。
穴にはめ込んだドングリが見えます?

ヴァレーオークみたいな古い木を描くときには、
ウェンディーさん(Wendy Jilbert)の本が参考になりそうです。
ウェンディさんの本より(P31)


ウェンディさんの本より(P32~33)