12月26日、恒例のカレンダー・ショッピングに行った時のことです。
前日の暴風雨も一旦収まり、薄日が差して、絶好とはいかないまでも
なんとかカレンダー日和となりました。
と・こ・ろ・が・・・、
メイン州の灯台シリーズ・カレンダー |
目的にしていた第一番目のお店へ行くと、
目をつけていたカレンダーは売り切れ。
目をつけていたカレンダーは売り切れ。
あまりいいスタートじゃないなぁ・・・。
オマケに私の行く先、行く先で、
ティナ・ターナーがボロくなったみたいな婆さんが、
ウロチョロしていて目障り!
ウロチョロしていて目障り!
↓
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ちょいとおどき!アイ・ウォント・MY・カレンダー!! |
いまひとつ、ああコレだっていうカレンダーは無いけれど、
とりあえず、バックアップ用に2つ選んでレジに行きました。
あぃやぁ、また婆さんが目の前に・・・。
うっとおしいな、まったくー!!
これじゃあ、買ったカレンダーを見るたびに婆さんのことを思い出しちゃうよ。
次の店に行って、仕切り直しだ!
* * * * * * *
イライラしながら次の店まで運転して行く途中、フッと考えました。
何がそんなに気に障ったの?
もしかすると婆さんは、視力が弱くてよく見えないから、
商品がよく見えるよう手前にきていたのでは?
周りに人がいることもあまりよく見えなかったのかも。
苛立ってないで婆さんに話しかけてみたらよかったのでは?
何も婆さんのことを知らないのに毛嫌いするなんて、嫌な性格ね・・・。
アレコレ考えめぐらせ、ちょっと暗い気分で運転していたのでした。
* * * * * * *
次の店に入ると・・・、
アッー!!また同じ婆さんがいる!!
OK、セコンド・チャンスだね、これは。
私「ハ~イ、さっき B&N書店で買い物しておられましたよね?」
婆さん「あら、あなたもあの店にいらしたの?」
私「はい。私たち、カレンダー・ハンターですねぇ。
あなたも毎年26日にカレンダー・ショッピングなさってるの?」
婆さん(ものすごく嬉しそうに)「そうなのよ」
私「今年はどんなカレンダーを買うの?」
婆さん「あ、それイイわね、私も買うわ。」なんて、
しばし、立ち話にはずみ、最後はお互いに、
「じゃ、また来年12月26日に会いましょうね♪」とお別れしました。
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また来年ね♪ |
もう一度あの婆さんに会えて良かった~。
これでスッキリ!
今年は、「イライラする前にワンステップ奥深い思考をしよう」
と思ったカレンダーショッピングデーでした。
ビンテージ・イタリアのカレンダー |
それから2週間ちょっと経た1月12日、
アートショップに画材を買いに行ったら、
なんと、あのカレンダー婆さんにバッタリ!
なんと、婆さんは『アーティスト』だったんですねぇ。
婆さんはちょうど店を出るところで、お互いに気付いたけれど、
店内が混んでいたから、手を振っただけでお別れ。
ここは田舎だけど、人口16万人だから、
こういうことは、そう偶然には起こらないと思うの。
なんとなく、またどこかで、カレンダー婆さんに会う予感が・・・。
そのときは、どんな作品を制作しているのか聞いてみましょうっと。
ミニサイズのパリ・カレンダー |
婆さんは、いい身なりじゃないから、ボヘミアンかと思ってたら、
ピッカピカのジャガーなんて運転してたんですよ~。
あ、まだ先入観で人を見ていたようね。へへへ(笑)
メイン州の灯台シリーズの1~12月 |
グラフィックアーティストのアラン・クロード氏 |