東北関東大地震関連の緊迫した報道をテレビで見ながら、
なぜか昔読んだ絵本のことを思い出しました。
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約70ページある絵本の内容は、2つのパートに分かれています。
パート1は、ドイツからブラジルに移民し、レイ夫婦が出会い結婚、
ペット・モンキーのこと、そしてパリに住むまでの話。
パート2は、第二次世界大戦中、ナチのユダヤ人迫害から逃れた話で、
自転車でパリからポルトガルまで逃れ、
最終的にニューヨークに無事到着するまでを記録しています。
当時この本を読んで
「愉快なお猿さんの絵本にそんな背景があったとはねぇ。」と
ものすごく驚き、えらく感動したものでした。うるるる…
うまくアジャストして、ヤング読者に伝えているでしょう?
⬆こうやって自転車を手にいれたんですね。 |
⬆自転車で所持できるのは、わずかな食料と衣類、
そして『ひとまねこざる』の原本だけ。
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⬆南フランス方面へ避難する人で大混雑 |
⬆見知らぬ人々の親切にも甘えました。 |