samedi, mars 19, 2011

55. 何も描く気になれない時に

昨日はアート教室に行く日でしたけれど、
落ち込んでいて
とても絵を描く気分ではなくて休んでしまいました。
クラスをお休みしたのは、
教室へ通いだしてから初めてのことです。

描きかけの『ミラノのフリーダム・キャッツ』
オリジナルの写真はコレです。
家に閉じこもって何をしていたかというと・・・
東北関東大震災の救済金を受け付けている団体名前と
メールアドレス・無料電話番号を名刺カードにプリントしていました。

色々な人に「日本がたいへんなことになってしまいましたね。」
「私たちに何かできることはないですか?」と聞かれるので
そういう人達にサッとタイミングよく手渡したいと思ったからです。

それから、姉妹サイトの『暮らしのテイスティングノート』に
災害に遭遇した人に接するときのマニュアル』(リンクになってます)
心のケアについての日本語版PDFをアップしました。

こういう大きな災害のときは、実際に被害を受けた人達も
見守る側の人達も精神的に相当な打撃を受けているんですよね。
このマニュアルは、米国の災害者向けに発行されたものですから
多少国民性に違いがあるかもしれません。 
でも、役に立つと思います。

Edward Hopperの作品

あの~、「またいつ揺れるかも知れないから」って、
お部屋を散乱させたままにしている人はいませんか~?
それって、次の災害を待っていることになりますよ。

さっさと片付けて、なるべく平常どおりの生活を取り戻しましょう。
節電やガソリン・食料品不足で不便でしょうけれど
部屋だけでもいつもの状態に戻ると、気持ちもいくらか落ち着けると思います。

私は、9・11のショックから立ち直るまで、
相当な月日がかかりましたけれど、
あの時の体験が自分を強くしたんだなって実感しています。

・11で壊れたものは、また新しく作り直しましょうよ。
日本のみんな、ガンバレ!

私も来週は、ちゃんとアート教室に行きます。
「そのうちに」と言うのはやめて、
やりたいことは今実行できるようにしなきゃね。
  

水彩画家シャロン・ファバー(Sharon Farber)さんのデモ、
『ふくろう(不苦労)』の描き方

☆在サンフランシスコ日本領事館のホームページからのコピー、
東北関東大震災援助金送り先』も姉妹サイトにアップしてあります