vendredi, août 12, 2011

78. 呆れマイリタ~



いまさらながら、モラルの違いに呆気~、の話。

隣の家の、道路に面した敷地に自転車が放置されています。
自転車の存在に気づいた数日後、盗難自転車かもしれないと思って
隣の家の下宿人に家主に確認して欲しい旨を伝えました。
それから何の音沙汰もナシ。
放置されてから、かれこれ3週間近く経ったかな。

さっき庭の手入れをしていたら、家主の息子さんが通りかかったので
ようやく自転車の件について、直接聞くことができました。 
息子さんの応答は・・・

「あれ、まだ放置されてんの? 
近々、僕の学校のロッカーに放置されている物を
ホームレスシェルターに寄付と思ってたところだから、
ついでにあの自転車も寄付しようかな。」

おいおい!
もし盗難品だったら、持ち主に返してあげたいと思わないの?
何らかの犯罪に使われた後、放置された可能性もありうるわよ。
(刑事シリーズの見すぎ?)

ヘヘヘ、自転車め~っけ!俺様のモノにしちゃお!
Illustration By Valdinei Calvento (Brazilian artist )


アメリカに「落し物は見つけた人の物、落とし主は泣き寝入り」
ってフレーズがあります。
(英文は「Finders keepers,Losers weepers」よ)
だから息子さんも「誰かが勝手に我が家の敷地に放置したんだから、
どう処分しようと勝手」みたいな考えなのかな。

日本のように街角に交番はないけれど、電話1本で警察に連絡はできますよ。
私の感覚では、モラルに欠ける行為だわね。

気になるなら、私が警察に通報したらいいじゃないって?
あのね、そう思ったけど、どう処理するか見届けるのも面白いかなと思って、
「お宅の敷地に放置される物ですから、判断はあなたにお任せしますね」
と言って、ホントにお任せしました。クフフフ・・・。

放置自転車に根がはえて
プラント化する前に届け出るかな?
Illustration By Valdinei Calvento (Brazilian artist )

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

自転車のイラストを探していたら、
ハッピーな気分にさせてくれる作品に出会いました。
描いているのは、フィフィ・フラワーズ(Fifi Flowers)さん。

フィフィさんの作品はこんな感じ。





どのメディアを使って描いているか調べられなかったけど、
おそらくマーカーと水彩じゃないかしらね。
マティスがお好きだそうで、その影響が作品にでていますね。