mardi, mai 07, 2013

161. ジャック・タチの作品

ジャック・タチの映画『プレイタイム』をDVDで観ました。
1967年の公開当時は一般受けしなくて、
ジャック・タチを破産に追い込んだ作品だそうですね。

それから46年後の2013年に
この映画を初めて観た私は、超名作だと思いましたよ。
とにかくスゴい!


どの場面もミュージアムに展示できる
モダンアートなんですよね。

前半の一見規律正しく動いているモダン社会から、
ナイトクラブのコントロールできない様子への移行、
そしてエンディングのキメは見事でした。

ちょっとした小道具も見事に演出しているんですよね。
エンディングシーンのスズランには、思わずニッコリ。

スズランのブーケ
ストリートのライト

今、こんな映画を作れる人っていないわね。
大きなスクリーンで、みてみたかったなぁと思います。

ボーナスで入っていたジャック・タチが映画の背景について語る
ディスクは興味深く、とても参考になりました。

映画のサウンドトラック
 

Jacques Tati's Tativille