mardi, juillet 20, 2010

3. 樹齢170年の長老葡萄

ソノマからナパヴァレーへ行く山道沿いのロッジ
北アメリカで最大最古、樹齢170年の葡萄の木があるという。
樹齢100年のワイン葡萄は見たことあるけれど、
あれより古いってどんなモンかいな?
フツーのワイン葡萄の木
ロッジ内にカフェがあるみたいだから、
昼食がてら見物に行こうということになり、
ちょっとスリルな気分で出かけた。
(田舎にいると、葡萄の木にもスリルを感じるようになってくる!?)


とっころが残念! 
ロッジって看板をかかげているから、てっきり宿泊施設のロッジだと思っていたら、
結婚式とかを催すイベント会場だったの。

訪問した日にはイベントが予定されていなかったらしく、
『本日閉館』の表示がドアには掲示してあった
がっかり~。 お腹もペコペコ~。

アメタボ・オヤジ「ホームページにジャイアンツ葡萄は、
カフェのテラスに生えているって書いてあったなあ・・・」

おっ、いいことを思い出したねえ、とアメタボ・オヤジをホメホメした後
まるで空き巣みたいに、だ~れもいないロッジのテラスに侵入。

お~っ!いたいた!
樹齢170年の長老葡萄さまがテラスの下におられた~。
樹齢170年の長老葡萄さま
まるで化石のような枝だね。

ヨーロッパのブドウ畑を壊滅するほどの猛威を振るったフィロキセラにも負けず、
ロッジが火事で全焼したときもサバイブ。
 ※フィロキセラ-Phylloxera-はアメリカ原産の葡萄寄生虫。
日本名は『葡萄根アブラムシ』。

すご~い貫禄。
傍にいるだけで生命力が伝わってくる感じだった。

◎余談
1976年パリのワインテイスティングで、ナパヴァレー産の「シャトー・モンテリーナ」が
ベスト白ワインに選ばれたとき、地元のワイン生産者達がここで大祝賀会をしたそうです。
 
 ◎人物と比較できる写真も見てみますぅ?